ニュースリリース
クルマ・技術
「プレマシー」が日本と欧州の衝突安全性能評価で最高ランクを獲得
国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構が実施した平成17年度自動車アセスメント(以下J-NCAP)※1の結果が4月24日(月)に公表され、マツダ株式会社が昨年2月に発売したミニバン「マツダ プレマシー」が衝突安全性能総合評価で最高ランクとなる6スター(6★)を運転席・助手席の両席について獲得した。昨年9月に発表された欧州の自動車アセスメント(Euro NCAP)※2でも、プレマシー(海外名 Mazda5)は成人乗員保護性能で最高ランクの5スター(5★)を獲得しており、ミニバンとしては初の日本と欧州での最高ランク獲得となった。
プレマシーは、マツダ独自の全方向衝撃吸収構造の高剛性・安全ボディ“MAGMA”※3を基本として、乗降性の優れる大開口両側スライドドアを採用しながら、側方からの衝撃を分散させキャビンの変形を抑制するトリプルH構造をさらに強化している。また、前席エアバッグ、プリテンショナー&ロードリミッター機構付きシートベルト等の基本的な安全装備に加え、衝突時に水平に前方移動して乗員頭部や胸部への衝撃を効果的に緩和する水平移動式衝撃吸収ステアリングコラムを採用するなど、小型ミニバンとしての機能性と高度な衝突安全性を高いレベルで両立している。
また、事故を未然に防ぐアクティブセーフティ技術でも、プレマシーはクラストップレベルの停止距離である41.8mをJ-NCAPのブレーキ性能試験で記録しており、総合的に高度な安全性能を実現している。
マツダは今後ともお客様のクルマの使い方や社会の交通環境を研究し、現実に起こり得るさまざまな状況下での安全性能向上に努め、さらなるリアルワールドセーフティの実現に向けて取り組んで行く。
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